TikTok OBS配信について
TikTokでは、OBS設定することにより、ライブ配信やゲーム実況をパソコンで実行できます。
OBSを設定するには、どのように進めたらよいのでしょうか?今回は、TikTokでOBS設定する方法について、申請の仕方とあわせて紹介します。
OBSとは?
OBSとは、OBS Studioという無料で利用できるライブ配信ソフトのことです。
OBSは、TikTokをはじめあらゆる配信サービスと連携できます。
OBSを利用するには、パソコンが必要となります。
TikTokでOBSを利用するには、パソコンにストリーミングソフトのOBS Studioをインストールすることが必要です。
パソコンにOBSをインストールして設定ができればTikTokライブを配信できます。
OBSを使ったライブ配信でできること
- パソコンゲームの実況配信
- 家庭用ゲーム機からの実況配信
- スマホ配信より映像クオリティの高いライブ配信
OBSは、おもにゲームの実況配信に必要な機能として、スマホ表示よりも映像クオリティを高くした配信ができます。ゲームの解説やツールの利用方法などを映像で配信する際は、重宝するソフトです。
OBSライブ配信の申請方法
TikTok公式LINEに「OBS配信をしたい」とメッセージと下記項目をお送りください。
- ユーザー名(TikTokの自分の名前)
- TikTok ID(@より後ろ)
通常は、申請後3営業日以内に解放されるとされています。
ただし、実際は3営業日で配信権限が解放される場合もあれば、10日掛かる場合もあるため、一概に判断できません。また、申請に通らない場合はライブ配信にOBSを利用する条件を満たしていないことが考えられます。条件については、公開されていないのが現状です。
用意するもの
キャプチャーボードとPCの繋ぎ方について
キャプチャーボードとは、TVゲーム機やスマートフォンの映像・音声をPC上に出すための周辺機器です。
PS4やSwitch、iPhoneなどのゲーム画面をPCに映し出すことで、PC上から録画やライブ配信が出来ます。
キャプチャーボードを使ってゲーム機の画面をPC上に映し出すイメージは、以下の通りです。
基本的な接続手順は下記になります。
- PCとキャプチャーボードをUSBゲーブルで繋ぐ
- モニターやTVとキャプチャーボードのOUT部分をHDMIケーブルで繋ぐ
- ゲーム機とキャプチャーボードのIN部分をHDMIケーブルで繋ぐ
キャプチャーボードを動かすには、
- ドライバー
- キャプチャーソフト
という2つのソフトが必要です。
まずはキャプチャーソフトを購入したら、この2つのソフトを導入するようにしましょう!
ドライバー
ドライバーは、キャプチャーボードをPC上で動かすために必要なソフトウェアです。
キャプチャーボードを買ってきたら必ず説明書と一緒に、ドライバーをダウンロードできるリンクが付いてきます。
まずキャプチャーボードを購入したら、ドライバーをインストールしましょう。
キャプチャーボードを販売しているメーカーの公式Webサイトからダウンロード可能です。
キャプチャボードによっては、ドライバーの手動インストールが不要な場合もあります。
ドライバーはPCに繋いだ時点でダウンロードされるか、キャプチャーソフト購入時の説明書に必ずダウンロードリンクが付いてるから深く考えなくて大丈夫です。インストールすればOKです!
キャプチャーソフト(OBS)について
はじめに、OBSをダウンロードしてパソコンへインストールしましょう。
インストール中の画面が上記画像です。上記それぞれでインストールリンクが異なるため、注意してください。
OBSによるライブ配信方法
OBSは、アプリ版ではなく、ブラウザ版のTikTokによる「サーバーURL」や「ストリームキー」の情報入手が必要です。
OBSに入力
以上でOBSの入力は完了です。ここでは、入手したサーバーURLとストリームキーをOBSに入力する必要があるのでコピーは忘れないようにしましょう。
配信を開始
配信を終了
TikTokライブでOBSを使うときの注意点
OBSのアップデートで設定が初期化されることがある
TikTokライブでOBSを利用する際は、OBSのアップデートに注意する必要があります。
OBSをアップデートによて、保存していたOBS Studioの設定が初期化されてしまうケースが確認されています。
そのため、OBSをアップデートする際は、事前にOBS Studioの設定のバックアップを取っておくことをおすすめします。
配信毎に新しいストリームキーが必要
TikTokライブでOBSを利用する際は、配信毎に新しいストリームキーが必要になります。
配信のストリームキーの張替えを忘れてしまうと、TikTokとOBS Studioの連携が上手くいかない危険性があります。
そのため、TikTokライブでOBSを利用する際は配信毎に新たなストリームキーを用意して、TikTokとOBSの連携に不具合が生じないように気をつけましょう。