視聴者とのコミュニケーション
リスナーとのコミュニケーションは、配信を行う上で最も重要で基礎的な要素です。
安心安全な配信を行うことを意識し、基礎的なコミュニケーションを徹底することで配信ルームを盛り上げましょう!
安心安全な配信を行うために
配信を行う前に、大前提として知っておくべきのは、
人はぞれぞれ考えや好みが異なるため、仲良く話してくれるファンもいれば、自分のことが好きではない視聴者もいます。また、TikTok LIVEでは日本の視聴者だけでなく、海外からの視聴者も非常に多いことも意識してください。
不適切な発言や、荒らしにくる人の主な目的は、配信者を怒らせて喧嘩や炎上させることです。そういったことを防ぐためにも、クリエイター自身も視聴者も、安心安全で楽しく配信できるよう、コメントに過剰な反応をせず、事前の設定やリアルタイムでの対応を行いましょう。
事前設定:キーワードのブロック
LIVE開始前の画面で設定→コメントの設定→キーワードのブロックにて、自分が見たくない/不快に思う言葉を設定しておきましょう。
事前設定:モデレーター
信頼できる人(友人、家族、親しいフォロワーなど)にモデレーターの権限をお渡し、配信中に不適切な発言をしたリスナーをミュート、ブロックできるようになります。
配信中対応:視聴者アカウントをミュート/ブロック
配信中、コミュニケーションに違反するような内容があったときはモデレーターに対応いただくことができます。モデレーターがいない場合は、悪質なコメントを送るユーザーのアイコンをタップし、「…」のメニューからブロック及び通報することができます。
基本の流れ
安心安全な配信を行うための準備ができたら、リスナーとの基礎的なコミュニケーションについて学びましょう!
挨拶→自己紹介→コミュニケーション
「◯◯さん、こんにちは!いらっしゃいませ!」
「◯◯です!歌配信メインでやってます!アニソン好きです!」
「◯◯さん、好きなアニメありますか?普段アニメとか見ますか?」
キーポイント
- リスナーが入室したら名前を呼んで元気よく挨拶する
- コメントをもらったら読み上げて、返答には簡単な質問を入れて、会話のキャッチボールができるようにする
- ギフトをもらったら元気よく、自分らしく感謝を伝える
話しかけ方
リスナーが入室したら、積極的に話しかけてみましょう。
話しかけ方には主に2つの軸があります。「リスナー視点」と「ライバー視点」です。
リスナー視点
1.リスナーの名前
リスナーのアカウント名の由来を聞いて、会話を作りましょう!
2.リスナーのアイコン
リスナーのアイコンで趣味について話を広げてみましょう!
3.どこから自分の配信ルームに来たか
自分のリスナーたちはどこで自分を知ったかのを聞いてみましょう!
ライバー視点
トークテーマによって巻き込む人数と距離感が変わります。自分自身の話についても内輪の話にならず、多くのリスナーとコミュニケーションができるように心がけましょう!
話すペース
1.優先順位
ギフター→新規リスナー→その他の優先順位でコミュニケーションを取りましょう。
ギフトをもらったときは、最優先で「嬉しさ」と「感謝」を伝えましょう!
また、既に一定のファンがいるライバーは、新しいリスナーとはあまり絡まずに、既存ファンとばかり話すことがあります。そういった配信ルームでは、新しいリスナーがすぐに離れてしまい、リスナー数の底上げができません。既存ファンだけでなく、新しいリスナーとも積極的にコミュニケーションを取ることを心がけましょう。
2.絡んでいないリスナーに話しかける
コメントしてくれたリスナーの中に、これまでまだ絡んだことのない人がいたら、話しかけてみましょう!
新規リスナーも一緒にライバー推しになるため既存ファンもコミュニケーションに入ってくることがあります。それによって配信ルームの雰囲気が盛り上がり、会話のキャッチボールもスムーズに続きます。
プロとして意識すること
常に笑顔でテンション高く振る舞い、積極的に視聴者に話題を振ること
タイミングよく、ジェスチャーやリアクションを用いて、リスナーに刺激を与えましょう!定期的なカメラ目線も効果的です!
配信ルームを自分の経営するお店として運営すること
高級ホテルやレストランみたいに、一人一人のリスナーに対し、真摯な対応をしましょう!おもてなしの心が大切です。
直球すぎる質問を避けること
「◯◯さんはお子さんいる?」「◯◯さんは結婚してる?」など、踏み込みすぎた質問をしないよう、気をつけましょう!